行政書士の試験科目や点数の配分からわかる大事なことは?

行政書士の試験にはたくさんの科目があります。行政書士の試験合格を果たすには、勉強手に手を出す前に、どんな試験科目が行政書士にあるのかをぜひ知っておいてほしいと思います。

□法令科目の構成
科目名 出題形式 問題の数 点数
合計 46問 244点
憲法 択一式(5択) 5問 20点
多肢選択式 1問 8点
民法 択一式(5択) 9問 36点
記述式 2問 40点
行政法 択一式(5択) 19問 76点
多肢選択式 2問 16点
記述式 1問 20点
商法 択一式(5択) 5問 20点
基礎法学 択一式(5択) 2問 8点

※「商法」には「会社法」も含まれています。
※「行政法」にはかなりたくさんの種類が含まれています。
「行政法」=「行政法の一般的な法理論」「行政手続法」「行政不服審査法」「行政事件訴訟法」「国家賠償法」「地方自治法」となっています。
問題の量がほかよりもずいぶん多いことからも、行政法全般をよく勉強することの大切さがしのばれます。

□一般知識科目の構成
科目名 出題形式 問題の数 点数
合計 14問 56点
政治・経済・社会 択一式(5択) 7問 28点
情報通信・個人情報保護 4問 16点
文章理解 3問 12点

行政書士の試験科目はこうして見るとかなり複雑ですが、全部をバランスよく勉強していかないといけません

なにしろ、行政書士の試験では、合格基準点が制度化されていて、全体の得点だけで合格が決まるのではなく、科目ごとの合格基準点も行政書士試験にはあるからです。

法令科目について、122点以上(=50%以上)
一般知識科目について、24点以上(=約40%強)
全体で、180点以上(=60%以上)

という基準が課せられています。この基準はかなり厳しいもので、毎年「全体で60%以上とれていたのに……法令科目があと2点足りなかった!」というような原因で涙をのむ女性があとを絶ちません。

行政書士の試験では、苦手な科目ができてしまったらかなりのハンデとなるわけです。
(他のページでも説明しますが)全科目をできるだけ同じペースで学力を高めていくことが理想ですね。
……といってもさすがにそれは難しいですから、つらい科目・やりにくい科目ができてしまったときは、それをうまくカバーする方法を実践することが、合格へのチャンスを増やす必勝法となります。

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